先週金曜にしようと思っていて忘れていたお話を今します。
先日(といってもずいぶん前ですが)、春の大劇場宙組公演と夏の東急シアターオーブ花組公演の内容が解禁されたのでそのお話。
2013年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<3月~6月・宙組『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!‐99年の愛‐>「モンテ・クリスト伯」って確か、30年以上前に「アンタレスの星」とかいうタイトルで星組で上演されてなかったっけか?
まぁといっても同じ原作を別の演出家がそれぞれ舞台化するなんて宝塚では割と日常茶飯事な訳なんですが(最近の例だと「ロミオとジュリエット」とか)。
テル君がモンテ・クリストをどう演じるのかちょっと気になります。
一方のレビューは過去上演された作品の名場面の再演もありという事で個人的には結構気になってます。
タイトルもド直球過ぎる位にド直球。
レビューというのは基本的にその時々主演する生徒や組の個性や魅力に合わせて作られるものであって、どんなに名場面の呼び声が高かろうがそう簡単に再演できない訳です(全国ツアー等で再演する場合は何らかの改変が加えられることも多い)。
でも、ここで今一度振り返るという事でそういった名場面で構成された作品を99周年というタイミングで上演するというのもなるほどなと。また、それを宝塚で一番歴史の浅い宙組でやるというのも面白い。
まぁかなめさんの時にやった(凰稀かなめと涼風真世の愛称がかなめと奇しくもかなめつながり)「メモリーズ・オブ・ユー」と一緒じゃんという気はしないでもないですが。
個人的には『100周年の道』が歌われるかも気になるところ。これ来年歌わないともう歌うタイミング無いと思うのよ。
続いて、花組公演の話。
こちらの方が世間の対するインパクトは大きかったのではないかと思います。
2013年 公演ラインアップ【東急シアターオーブ】<6月~7月・花組『戦国BASARA』>これは霧月さんもさすがに最初は吹いたんですが(笑)、担当する演出家が「逆転裁判」と同じ鈴木圭先生と知ってちょっと納得しました。
「逆転裁判」とこれとどっちもカプコンですしね。
で、主演は「逆転裁判」と同じく蘭とむ。よっぽどカプコンからの信任が厚いのか、蘭とむは。
といってもビジュアル的に今の宝塚の主要スターで「BASARA」の世界観が一番しっくりくるのは蘭とむではあるんですが。
ちなみに宝塚で戦国時代そのものが取り上げられる事ってあんまり無いんですよね。
霧月さんがファンになって以降15年くらいだとだとゆうひさんが主演した大劇場公演の石田光成を主人公にした「美しき生涯」、かしげさんが若手の頃にバウで主演した明智光秀を主人公にした「ささら笹船」、とうこさんが星組に組替え直後にバウで主演した石川五右衛門を主人公にした「花吹雪・恋吹雪」位で(同じとうこさん主演の「巌流」は時期的に江戸時代なので除外)。
15年でその位しかないというのも戦国時代という時代が案外宝塚歌劇でやるのが難しいという事がわかります。
で、そこにきてまさかの「戦国BASARA」の上演というはやはり意外だなと思うんですよね。
そんな花組の方は時期的にも場所的(宝塚で東京のみの上演というのは割と久しぶり)にもキツいのでアレなんですが、宙組の方は観たいなぁ。
まぁ時期的にも次の雪組との兼ね合いにも難しい感じはあるんですが、ちょっと頑張ってみよう。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
テーマ:宝塚 - ジャンル:アイドル・芸能