「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」レビュー

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『あばよ涙よろしく勇気、だ!』

本日(というかもう昨日)公開の「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」を観てきました。という事でレビューです。
以下、ネタバレを含むので、ネタバレが嫌な方以外、「続きを読む」をクリックしてください。


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冒頭から夜の街の上で繰り広げられるゴーカイガレオンとドルギランの空中戦!
もう掴みはバッチリと言いますがこの時はギャバン側は全く映さずにゴーカイジャー側だけを描写する事で追われる者の緊張感を感じました。


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そして宇宙海賊の前に姿を現す宇宙刑事ギャバン!
夜の街で輝くコンバットスーツが実に美しい。
やはりメタルヒーローは暗い場所に映えますね!(その分、苦労は勿論並大抵のものでは無いのでしょうが)
この際に横に座っていた子供が『おー』と言っていたのが個人的に印象的。


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そして矢継ぎ早にゴーカイジャーとギャバン、戦隊VSメタルヒーローのドリームカードといいますか異種格闘戦が感慨深い。
レーザーZビームのSEが当時のままなのはちょっと感動しました。
それと同時に全身これメッキの衣装で受け身とりまくりというのも凄いなぁとは思いました。
後、レーザーブレードが鞭上になるというのはちょっと「シャイダー」入ってるかなとも。
ちなみにギャバンに逮捕を言い渡された際にアイムがデカレンジャーについて言及するのは細かい。


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今回の敵は宇宙警察総裁のウィーバルの姿を借りた魔空監獄長アシュラーダ。
ドン・ホラーの血が入っていると言っているのでサン・ドルバの兄弟なのかなと思ったり。ただ、デザインモチーフはハンターキラーなんですが。
後、宇宙警察総裁というと「デカレンジャー」に出てきたヌマO長官とどちらが立場は上なのかとか宇宙警察と銀河連邦警察の関係性はといらん事を思ったり。
まぁ、後者については銀河連邦警察=宇宙警察とも違うともとれるのかなとは思うのですが。


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もう一人の敵のギャバンブートレグ。
まさか戦隊で悪のメタルヒーローが登場するとは思いませんでしたね。
ロボット戦士という設定故か喋ったりしないのが機会故の無機質さと不気味さを感じさせましたね。
また、これがクライマックスのギャバンの『俺の技はコピーしても人間の心はコピーしていないお前が勝てる訳がない』(すいません、うろ覚え)という台詞が余計に引き立ったなと思います


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実はウィーバルの正体を暴く為にゴーカイジャーを連行していたというのが良いですね。
また、それが発覚した際にさりげなく『すまん』というのが格好良い。
そして、久々の大葉さんの立ち回りな訳ですよ!パンフレットのインタビューで『トランポリンは膝が笑ってた』と仰っているんですが全く気にならない凄い動きだなと。
大葉さん自身がガッツリアクションする時間はそこまである訳では無いのですが、それでも凄いなと見惚れましたね。
ちなみに数年前の話ですが霧月さん、大葉さん直々にアクションを指導してもらえるかもしれないという事で広島まで行ったんですが結局、大葉さんは来なかったという事をこれを観ていて思い出しました(まぁ、別の方の指導があってそれはそれで凄く勉強にはなったんですけどね)。



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今回の話の主軸の一つにマーベラスとギャバンの関係というのがあってそれが印象的でした。
幼いマーベラスをギャバンが昔助けたというのはベタっちゃあベタですがここにきてギャバンの知られざる活躍が描かれたという点でも印象深いですね。ギャバンもザンギャックと戦っているのかなぁとかそんな妄想もできそうな感じで。
そしてそれがあったからこそラストのマーベラスとギャバンのシーンはグッときましたね。
『良い男になったなぁ』『海賊だぜ?』『見た目じゃない!』等のやり取りが凄く良かったですね。
また、そういったやり取りを通じてギャバンとマーベラスの関係が擬似親子の様な関係になっている様にも思いましたね、
ここら辺は「ギャバン」自体が父・ボイサーと息子・ギャバンの関係性を描いた作品でもあったのでそこを踏襲しているのかなと。
そう思うとかつて息子の立場だったギャバンが父の立場として若きヒーローにメッセージを送る立場になったというのが感慨深い。


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タイトル通りに宇宙刑事ギャバンをフィーチャーした作品な訳なんですが、「ゴーカイジャー」自体が戦隊35作記念作という事も忘れずに今回も歴代戦隊のレジェンドが2名参戦。
っても、どっちも大葉健二さんなんですけど(笑
という事で、バトルケニア=曙四郎とデンジブルー=青梅大五郎が登場。青梅は「199ヒーロー大決戦」に続いてですが。
この2人のやり取りで同じ大葉さんなのに青梅が曙を『先輩』と呼んだり上下関係があるのが何だか可笑しい(笑
そして青梅が『ギャバンと間違われる』というのも可笑しい(笑
後、鎧が2人を見分ける理由が『サバンナな香りとアンパンの香り』というのが実に滅茶苦茶(笑


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アシュラーダによって魔空監獄に捕えられたギャバンの姿がかつてのボイサーにやはりダブるなぁ。


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ギャバン救出の為に魔空空間の中にある魔空監獄そして魔空都市へ飛び込んだゴーカイジャーの6人。
そこに歴代戦隊のキャラクター達が収容されていたり、魔空都市に障害としてゴセイジャーと戦った面子がいるというのが記念作な「ゴーカイジャー」ならでは。
その分、新怪人のシスターが浮いてるなぁと思ったり。
ちなみに魔空空間突入のキーがバトルケニアキーとデンジブルーキーなのは大葉健二さん繋がりなんだろうなぁ、やっぱり(笑


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今回の映画にはバスコも登場。
出番的にはさほど多くなく物語をつつがなく進行させる為に登場させたという印象。


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バスコのガレオン潜入を阻止する為に現れたのが特命戦隊ゴーバスターズ!
例年、新ヒーローのお披露目はクライマックス過ぎたあたりでやるのが定番になった感があってそういう印象を持っていたので中盤で登場したのは意外でした。
バスコに『スーパー戦隊の偽物?』と言われてイエローバスターが『36番目のスーパー戦隊よ』と言い返すのが何だか感慨深いものがありますね。
立ち回り的にはゴーバスターズのお披露目でありながらもバスコの立ち位置を考慮してお互い五分五分と以前のお披露目とちょっと扱いが違うといいますか、新ヒーローだけでなく敵のキャラクター性も考慮した手になっていたのが印象的でした。


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魔空都市でゴーカイチェンジ!
ゴーカイチェンジを観ると『あぁ、ゴーカイジャーの映画だな』と思いますね(笑
ゴーカイブルーとゴーカイグリーンがちゃんとデンジブルーとバトルケニアにチェンジしているのは意識しているんでしょうね。


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魔空監獄でのゴーカイレッドとギャバンブートレグの立ち回りの凄さも良かったですね。
お互いの放った銃弾を遠くに刺さったままになっているゴーカイサーベルに当てて、ギャバンの束縛を解き放つというのは上手いなと。


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ギャバンを救いだしたマーベラスというのが回想シーンのマーベラスを救いだしたギャバンの対になっているというのが良いですね。
ここも上手いなと感じました。


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それにしても、魔空監獄破壊でゴーカイガレオンバスターのスペシャルチャージを使うとは思っていなかったので、これは観ていて結構驚きました。


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クライマックスの前に敵を前にしたマーベラスとギャバンがお互いの拳を合わせるのが何も言わなくとも確実にある2人の絆が感じられて凄く良いですね。


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クライマックスでの蒸着とゴーカイチェンジはやはり燃えますね。
ギャバンの蒸着でまさか『では蒸着プロセスをもう一度観てみよう』をしかも、『リョウカイ。コンバットスーツ、デンソウシマス』までやってくれるとは思わなかったのでかなり驚きましたし、嬉しかったです。
また、それに対抗するかのようにゴーカイジャーもゴーカイチェンジをもう一度観てみようとしたのは驚きましたが。
チェンジタイムが1ミリ秒と微妙に「シャリバン」や「シャイダー」が入っているのが楽しい。
そして『宇宙刑事ギャバン』と共に立ち回りというのも嬉しい。


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ギャバンとギャバンブートレグの一騎打ちも燃える!
ギャバンブートレグの攻撃をギャバンがポーズをきりながらかわすのが熱い!
そして、レーザーブレードのテーマにのせてのギャバンダイナミックのお約束が大スクリーンで観れたのが満足ですわ。
しかし今になってギャバンと悪のメタルヒーローの一騎打ちが「戦隊」で観られるとは思いませんでしたね。
それにしてもやはりメッキに輝くメタルヒーローは暗い場所こそ映える。


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一方のゴーカイジャーも負けじとゴーカイチェンジ大乱舞。
オールピンクにオールホワイト、そして久々のオールレッドが楽しい。
こう見るとやはりこういった時、タイムファイヤーの存在って便利だなぁと思ったり。
また、オールレッドの際にマーベラスがアカレンジャーに変身したのはアカレンジャーが単に初代という事だけでなく、大葉健二さんがアクターを務めていたという事がネタとして入っているのかなと思ったり。
それにしても、オールピンクはやっぱり凄まじい…。


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巨大化したアシュラーダに対抗するゴーカイガレオン、豪獣ドリル、電子星獣ドルの巨大戦力。
如何にも夢の競演といった趣の絵。


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そういえば今回、登場したゴーカイジャーの巨大ロボは豪獣ゴーカイオーとカンゼンゴーカイオーのみでゴーカイオーは全く登場しなかったのは意外でした。


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『乗れ!マーベラス!!』
ギャバンの言葉でドルに乗るカンゼンゴーカイオー、そしてギャバンとゴーカイレッドの合体技、ギャバンマーベラスダイナミックがアシュラーダの野望を粉砕する!
この一連の流れも良かったです。
メタルヒーローと戦隊レッドの合体技が決まり手というのがこの作品の異種格闘戦の象徴といった感じだなとも思いましたね。


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ラスト、マーベラスとギャバンの再会を描いてしんみりしている所にまさかの曙と青梅の再登場。
そして天の声に導かれての3大大葉健二ヒーローの揃い踏みが圧巻!
ここら辺の流れは完全に「宇宙刑事シャイダー」最終回の流れそのまんまで思わず劇場で笑ってしまった訳なんですが(そこそこ年季が入っていたり、「シャイダー」最終回を観ていた人は他にも結構笑ってましたが)。
ただ、それが実にこの映画らしい締めだったなとも思いました。
後、この際に既にギャバンが曙や青梅と既知の間柄であるかのような対応をしていたのが個人的にちょっと意外でした。


スーパー戦隊シリーズ35作記念作にして宇宙刑事(メタルヒーローシリーズ)30周年記念作として製作されたこの作品。
個人的には第一印象としてそれらだけでなく3人の大葉健二揃い踏み等、意図しているかどうかは分かりませんが大葉健二さんの芸能生活40周年記念作としての側面もあるのかなと。
そういう点もあるかどうかは定かでは無いんですがとにかくギャバンが格好良かった!と思える作品だったと思います。
今の子供たちにギャバンという存在を教えるという点ではこの作品は成功していたと思います。
大スクリーンでレーザーブレードのテーマがかかりながらのギャバンダイナミックは半端無く震える。

その一方でゴーカイジャーのドラマとしてもなかなか面白いものになっていたなと。
基本的な話の流れはゴーカイジャーが魔空監獄に捕えられたギャバンを救いだすという事で戦隊とかメタルヒーロー関係無しに王道なものだったんですよね。
そんな王道の話だからこそ、マーベラスのギャバンへの思いというのも変に損なわれる事なくストレートに描かれたのかなとも思いました。
前述した様にこのマーベラスとギャバンの擬似親子関係がかなり印象的でした。
それにしても、戦隊ヒーローの原点にメタルヒーローがいるというこの面白い構成もこの作品ならではだなぁとは思いますね。

そして、今作品を通したキーワードとなった『よろしく勇気』。
最初、この『よろしく勇気』がギャバンの口癖みたいに紹介された時は『それは分かるけど、ギャバンに口癖っていうのも違和感あるなぁ』と思ったんですけど、実際は確かに要所要所では使われるんですけど、そこまで違和感を感じなかったかなと。
ギャバン自身何かある度に言う訳でもなく、マーベラスとギャバンを繋ぐものとしてこの『よろしく勇気』が使われていたのはなるほどなと思いました。

久々のギャバン復活にしてスクリーンデビュー等、色々なトピックスがある作品で、かなり面白い作品になっていたなぁと思いました。
3月に発売するブルーレイが楽しみです。


余談ですが、アシュラーダがドン・ホラーの名前を出した際にルカが『ドン・ホラー?誰それ』と言い返したのに時代を感じました(苦笑


ちなみに「スーパーヒーロー大戦」の特報が映画の最後ではなく前。
他の映画の予告と一緒に流れたのは意外でした。
前の「MEGAMAX」の時はゴーカイレッドの台詞ありだったのに対して、今回はフォーゼが『スーパー戦隊、タイマンはらせてもらうぜ』と言っていたのが印象的でした。
後、ゴーバスターズも登場するんですね。
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